ARTISTS
Canna Oshiro
商業映画の装飾・小道具助手を経た後、一級宝石研磨士・清水幸雄氏に師事し、甲府の伝統技術「手磨り」によるルースを制作。
人の手ならではのダイナミック且つランダムな表現に特化し、独自のリズムによって生み出されたファセットは、従来の定形カットとは違う、石の自然な表情を引き出している。
Katsunori Kobayashi
1961年兵庫県龍野市生まれ
1987年東京藝術大学美術学部彫刻科卒、89年同大学院修了。1989〜95年イタリア政府招聘給費留学生としてミラノのブレラ美術アカデミーで学ぶ。2010年フィンランドのフィスカルスにおいてアーティスト・イン・レジデンスに参加。
「日本 イタリア- 今日の世代」(国立近代美術館、イタリア、1992〜93)「ウンベルト・マストロヤンニ賞」2等賞(イタリア、1994)「ひそやかな眼差し 小林且典」(静岡市美術館、2012)「小林且典 薄白色の余韻」(兵庫県立美術館、2013)「時を超える:美の基準 二条城世界遺産登録25周年記念」(二条城、2019)など
Kayo Saito
ロンドンにある国立の美術大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのマスターを卒業後、イギリスを拠点に様々な賞を受賞する日本人デザイナー。
自然物や有機物の持つ生命力や儚さにインスピレーションを受け、他にはない繊細さを放つ彫刻的な作品を発表している。
Kazuto Yoshikawa
慶応義塾大学商学部卒業後、株式会社カッシーナ・イクスシーを経て、木工技術の基礎と日本の森林文化を学ぶ。
自然素材のみが持つ、やわらかな命の気配や魅力を引き出し、独自の意匠を添えた作品を多数発表。
Koji Takuma
甲州水晶貴石細工の伝統工芸士。貴石彫刻家として、現代的センスと古くから伝承する伝統技術を併せ持ち、石の特徴を活かしながら地金加工と融合させるなど、次々と新しい作品を発表している。
MISUI
スペイン・バルセロナにて175年の歴史を誇るジュエラー Union Suizaのオリジナルブランド。
クリエイティブディレクターでもあるMarc Monzó(マーク・モンゾ)を筆頭に、Estela Guitart(エステラ・ギタルト)、Noon Passama(ヌーン・パサマ)、Marta Boan(マルタ・ボアン)など、世界で活躍するクリエイターとコラボレーションして生まれる革新的でいて芸術的なジュエリーコレクションを発表。
Namiko Kitaura
ロンドン芸術大学 (University of the Arts London) を首席で卒業後、ベネトン社主宰のアーティスト・イン・レジデンス FABRICAで日本人初の写真家としてスポンサーを受け、ヨーロッパ各地で活動。多文化、多民族の環境にて人々や文化とふれあい、さまざまな価値観を学んできた自身の経験を生かし、’時’ や ’美’ をテーマに作品制作を続けている。
Biography
https://namikokitaura.com/biography/
Rudi Sand
ドイツの金細工職人。オランダのヘリット・リートフェルト・アカデミーを卒業後、長年に渡るジュエリー制作を経て、貴金属を折りたたむ独自の技術を完成。22Kの金とプラチナという高純度の金属のみを使用し、シルクのような滑らかさや柔らかさを感じる作品を特徴としている。それらの表現は、平らな金属から手づくりされ、芸術とも言える職人技で名作を生みだしている。
Toru Hatsuta
伝統的な竹籠の技術と美意識に倣いつつ、日用の道具・茶の道具・竹工芸の造形作品を軸に、“現代”という時間を感じる作品を制作。
東日本伝統工芸展を2年連続入選、メルボルンのヴィクトリア国立美術館に作品 『千筋盛器』を収蔵している。
Yoi Iniki
ハワイ・カウアイ島を拠点に、yoi kojima と noi kojima の姉妹が手がけるジュエリーブランド。
大自然での生活の中で育まれた感覚を活かし、身体に直接線を描く独特なデザインメソッドを構築。
人間の骨や皮膚の美しさに寄り添い、女性の身体が持つ独特の個性を引き出ししたジュエリーを発表している。