煤竹茶杓
煤竹茶杓
素材:煤竹
サイズ:W0.4-1.2×L18.7cm
煤竹を用いた茶杓。
「煤竹」とは、古民家の茅葺き屋根に用いられた竹のことで、100年、200年と囲炉裏の煙で燻されいる間に、自然と色付いたもの。現在、良質な煤竹は希少傾向にあります。
竹工芸家・初田徹は、そのような限りのある素材と丁寧に対話をしながら、吟味した竹をひとつひとつ削ります。煤竹が織りなす独特の色味と艶、美しく湾曲した櫂先、そして使用に差し支えない古い傷跡は見所として、用と美を兼ね備えた作品です。
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長くご愛用いただくにあたって
・抹茶専用です。その他の調味料、食品、飲料等には使用できません。
・水に濡らしたり熱を加えると変形します。洗うことはできませんので、お使いの後には乾いた柔らかい布で抹茶を軽く拭い保管してください。
・お使いにならない時には、付属の桐箱に収めて、湿気やエアコンの風、日光の当たらない場所で保管いただくと、長くお使いいただけます。
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Toru Hatsuta
Following the techniques and aesthetic sense of traditional bamboo basket making, he creates works that evoke the contemporary era, focusing on everyday tools, tea ceremony utensils, and bamboo crafts.
He has been selected for the Eastern Japan Traditional Crafts Exhibition for two consecutive years, and his work "Sensujimoriki" is in the collection of the National Gallery of Victoria in Melbourne.