mariko tsuchiyama Exhibition / Photographed by Keiko Nomura

2024.06.29

mariko tsuchiyama Exhibition
Photographed by Keiko Nomura

会期:2024年7月13日 (土) 〜 21日 (日) 
会場:MIN GALLERY
住所:152-0004 東京都目黒区鷹番3-5-6 2F
営業時間:12:00 - 18:00 (*最終日は17:00まで)
休廊日:火(7月16日)

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mariko tsuchiyamaレセプションパーティー・在廊日時変更のお知らせ

7月13日(土)に予定しておりましたレセプションパーティー、及び会期中の作家在廊日時は、諸事情により下記に変更となりました。

作家在廊
2024年7月13日(土) 13:00-18:00
2024年7月14日(日) 13:00-16:00
NEW:2024年7月15日(月・祝) 13:00-18:00

オープニングレセプション
2024年7月13日(土) 13:00-18:00
2024年7月15日(月・祝) 13:00-18:00

7月13日(土)に来廊をご予定いただいてました皆様には、ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。作家本人に、やむを得ない理由が生じましたため、何卒ご理解いただけますと幸いです。

みなさまのご来廊をお待ちしております。


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MIN GALLERYでは、ジュエリーアーティスト・mariko tsuchiyamaの3度目となる個展を開催いたします。

2016年より『A Reflection At Sea』をテーマに、自然界のストーリーを意識したコレクションを展開しているmariko tsuchiyama。デザインの核となる真珠は、永遠に続く自然の輝きを伝え、その美しさに私たちも魅了されています。

今回の展示では、ダンサーの身体の動きからインスピレーションを得た最新作を発表。波打つ金属や揺らぎのあるパール、それらの連なりが織りなす緩急は、ダンサーが放つ瞬間の美を捉え、消えゆく瞬間を形に残したいという作家の情熱が導いた新たなアプローチです。

また会場では、写真家・野村恵子がmariko tsuchiyamaの世界観を撮り下ろした作品も展示します。互いに敬意を表した初めてのコラボレーション。この機会にご高覧いただければ幸いです。


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PROFILE
mariko tsuchiyama / Jewelry Designer

長崎県生まれ。大学を卒業後、東京に移り、ファッション等の仕事をする内に、よりクリエイティブな制作の仕事への思いを募らせ、渡英。ロンドンのデザイン学校でジュエリーの基礎を学び、その後香港、パリで暮らした後、2016年自身のブランドを立ち上げる。

上質なパールを用いた革新的なデザイン、手作業の温もりを残した仕上げと、責任ある調達法で世界各地より集めたパールを合わせた、現代を代表するジュエリーブランド。彼女のデザインは年齢、性別や国籍を問わず、様々なバックグラウンドの人たちを魅了している。

現在はイギリスの海沿いの街ブライトンにスタジオを構え製作している。スタジオから見渡せる海岸線は、制作する上で彼女の重要なインスピレーションの源となっている。
 
野村恵子 Keiko NOMURA / Photographer
兵庫県神戸市生まれ。写真専門学校卒業後、渡米。LA, Santa Feにて写真を学ぶ。1999年に沖縄をテーマにした写真集「DEEP SOUTH」を発表。日本写真協会新人賞、東川賞新人作家賞を受賞。女優を撮り下ろした写真集に「月刊満島ひかり」など、雑誌を含め出版物にも多く関わっている。

2019年、写真集「Otari-Pristine Peaks 山霊の庭」で林忠彦写真賞を受賞。国内外で個展、グループ展も多数開催。現在、沖縄を拠点に活動中。


「mariko tsuchiyama 」展に寄せて
野村恵子

Marikoさんは長年に渡って私の個人的な友人であり、また私の写真作品のモデルとしても協力してくれている女性です。
そして、この機会に初めて彼女の創作したジュエリーとでコラボレーションすることになり、これらの写真は私にとっての身近な自然、いま拠点としている南の島の初夏の光のなかで撮影しました。
彼女のジュエリーが透き通った南の空から降り注ぎ、海に反射する光を受け止めて、その輝きは強い存在感を放ちつつも、豊かな自然風景に溶け込んでいました。
今回のモデルの方は、私の作品モデルとして長年協力してくれている沖縄出身のタトューアーティストの女性です。肌にア-トタトュ-を纏い、個性ある感性を芯として生きる彼女にもmariko tsuchiyamaのジュエリーはしっくりと馴染み、それをつける人の内なる強さや美しさを、さらに魅力あるものに引き出す力を感じました。
海が育んだ真珠は、再び自然界の持つエネルギーと、それをつける人の今を生きるそれぞれの個性と出逢う。その巡りめぐり合う縁が作り出したような輝きを、レンズ越しに感じました。
彼女のジュエリー作品とともに、この場にて、その魅力を写真としても展示できる機会をいただけたことに心から感謝いたします。
 
2024年 夏  野村恵子
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