2021.3.18
Ground – TORU HATSUTA Exhibition

2021. 4.8 thu.- 11 sun. & 4.15 thu.- 18 sun. 12:00-19:00
企画展中は、毎週 木・金・土・日 が営業日です
竹工芸作家 初田徹による個展 “Ground”を開催します。
初田氏の作品は、生命力が窺える竹のしなやかな曲線と、
幾重にも重ねられてきた時間を感じさせてくれます。
今回の展示では、野点の茶道具を始め、煤竹の茶杓や菓子切り、花籠等をご紹介します。
伝統と現代を行き来しながら、原点への眼差しを持ち続ける初田徹の今をご覧ください。
Ground
自分の仕事を見てほしい、 その気持ちは私にもあります。
しかしいまの自分は、 ただ美しい竹を見てほしい、美しい花を見てほしい。
花のための器、お茶のための道具、そのために在る私という心です。
本来、あたりまえの順序です。 逆さになりやすい天地を戻して、等しく平らかに保つ。
そのためのGround.
初田 徹
✏︎ TORU HATSUTA / 初田 徹
伝統的な竹籠の技術と美意識に倣いつつ、日用の道具・茶の道具・竹工芸の造形作品を軸に、“現代”という時間を感じる作品を制作。東日本伝統工芸展に2年連続入選、メルボルンのヴィクトリア国立美術館に作品『千筋盛器』が収蔵される。
竹工芸作家 初田徹による個展 “Ground”を開催します。
初田氏の作品は、生命力が窺える竹のしなやかな曲線と、
幾重にも重ねられてきた時間を感じさせてくれます。
今回の展示では、野点の茶道具を始め、煤竹の茶杓や菓子切り、花籠等をご紹介します。
伝統と現代を行き来しながら、原点への眼差しを持ち続ける初田徹の今をご覧ください。
Ground
自分の仕事を見てほしい、 その気持ちは私にもあります。
しかしいまの自分は、 ただ美しい竹を見てほしい、美しい花を見てほしい。
花のための器、お茶のための道具、そのために在る私という心です。
本来、あたりまえの順序です。 逆さになりやすい天地を戻して、等しく平らかに保つ。
そのためのGround.
初田 徹
✏︎ TORU HATSUTA / 初田 徹
伝統的な竹籠の技術と美意識に倣いつつ、日用の道具・茶の道具・竹工芸の造形作品を軸に、“現代”という時間を感じる作品を制作。東日本伝統工芸展に2年連続入選、メルボルンのヴィクトリア国立美術館に作品『千筋盛器』が収蔵される。
2021.3.17
Tears of the Manmade – sae honda Exhibition

2021.3.30 tue. - 4.4 sun. 12:00 - 19:00
企画展中は、毎週 火・水・木・金・土・日 が営業日です
(今回の企画展は営業日が変更となります)
ジュエリー作家 本多沙映による個展 "Tears of the Manmade" を開催します。
自然の模倣という枠を越えて、人工だからこそできる
ユニークな形を探求してできた硝子真珠のジュエリーコレクション。
コレクションに使われている硝子真珠は、人造真珠製造に100年以上もの歴史をもつ
大阪府和泉市の職人によって一つ一つ手加工で作られています。
硝子の核が職人の手によってゆっくりと真珠液の中に沈められ、
綺麗な膜をまとって またゆっくりと引き上げられる。
これを幾度も時間をかけて繰り返し、七色に光る膜を積層したのちに
この硝子真珠は形を成します。
天然の真珠が「Tears of Mermaid =人魚の涙」と呼ばれるのならば、
この硝子真珠は職人の技術や思いがつまった
「Tears of the Manmade =人間の手がつくりだした涙」と呼べるかもしれません。
そのクラフトマンシップが模倣という言葉の影にかくれてしまわないように。
この硝子真珠にはそんな思いがこめられています。
ぜひお楽しみください。
.
✏︎ sae honda / 本多沙映
1987年生まれ。日本とオランダを拠点に活動するジュエリー作家/アーティスト。 2010年に武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を卒業後、2013年からオランダ、アムステルダムのヘリット・リートフェルト・アカデミー (Gerrit Rietveld Academie)のジュエリー学科で学び、2016年に卒業。その後、国内外でジュエリーやアートワークを中心とした作品を 発表するほか、コミッションワークも手がける。作品はアムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum Amsterdam)と、アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)に永久所蔵されている。
(今回の企画展は営業日が変更となります)
ジュエリー作家 本多沙映による個展 "Tears of the Manmade" を開催します。
自然の模倣という枠を越えて、人工だからこそできる
ユニークな形を探求してできた硝子真珠のジュエリーコレクション。
コレクションに使われている硝子真珠は、人造真珠製造に100年以上もの歴史をもつ
大阪府和泉市の職人によって一つ一つ手加工で作られています。
硝子の核が職人の手によってゆっくりと真珠液の中に沈められ、
綺麗な膜をまとって またゆっくりと引き上げられる。
これを幾度も時間をかけて繰り返し、七色に光る膜を積層したのちに
この硝子真珠は形を成します。
天然の真珠が「Tears of Mermaid =人魚の涙」と呼ばれるのならば、
この硝子真珠は職人の技術や思いがつまった
「Tears of the Manmade =人間の手がつくりだした涙」と呼べるかもしれません。
そのクラフトマンシップが模倣という言葉の影にかくれてしまわないように。
この硝子真珠にはそんな思いがこめられています。
ぜひお楽しみください。
.
✏︎ sae honda / 本多沙映
1987年生まれ。日本とオランダを拠点に活動するジュエリー作家/アーティスト。 2010年に武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を卒業後、2013年からオランダ、アムステルダムのヘリット・リートフェルト・アカデミー (Gerrit Rietveld Academie)のジュエリー学科で学び、2016年に卒業。その後、国内外でジュエリーやアートワークを中心とした作品を 発表するほか、コミッションワークも手がける。作品はアムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum Amsterdam)と、アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)に永久所蔵されている。